乙女式アトリエ

主に乙女ゲームの感想・レビュー。

ダークファンタジー愛好家による乙女ゲームレビューブログ。 夢思考有ですが、主人公はちゃんと認識しています。

■ ピオフィオーレの晩鐘 … 💗オルロック💗√感想 ■

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「強硬手段を取ったことは……、ごめんなさい。 けど、これはあなたを守るため、です」

Orlok Cv. Toshiyuki Toyonaga

彼の名前はオルロック教国からの天使。使徒

敬虔を通り過ぎ、盲目的とも言える信仰心を持っていたが、主人公に触れ、過ごすうちに、神とは、幸せとはなんなのか。自分で考えるようになっていく

中途バッドエンド王者決定戦、優勝者。頑張って回収しながらクリアしたよ。

無垢な彼と過酷な運命の渦に巻き込まれていく——。

他のキャラと比べて真面目に紹介してしまった。。。

※以下ネタバレ含む感想のため、続きからどうぞ※

 

 

 

 

お前と生きたい。

オルロックルートは本当に孤軍奮闘、孤立無援。作中一の強さを誇るオルロックですが、さすがにマフィア3つを相手に立ち回るのは無茶がある。身を挺して剣と盾になってくれる彼を、献身的に支える切ないルートでした。。。

もう本当に道中辛すぎて、何回かプレイを休んだ。楊ルートと比べると暗すぎるし、中途BADめちゃくちゃ多い。 一応、回収しながら向かうつもりだったので特に苦という程でもありませんでしたが、毎回辛かったです。

途中、自身の使命のために主人公を殺すかどうかのシーンは本当にハァァア!!!!って感じでした(伝われ) あの後後悔とか。。。したのかな。。。うぅ。。。

あと、BESTでだっけ?あれいつだっけ。ヨゼフが実はオトンでした~~みたいな明かされる所。途中から、もしかしてそうかな。と察していた所はあったので、やっぱり!!って感じでしたね。でも、やっぱどう考えても実の息子にアサシンやらせるのは正気の沙汰ではない

他の方の感想で、「イライラする」という事を言われていたりしましたが、私はん~~~、イライラした所もありましたが特に地雷という程気になりませんでした。 初めにも書きましたが、彼は生い立ちのせいで"使徒としての使命のみ"を教えられてきたようなモノですから、何かあると「神様が~~」「神は正しいから~~」と思考放棄して説いてきますから、確かにんだコイツ。と思ったときは、あった、あったよ。

「生きたい!」って言ったときは、これは1ピースだなって。。。() いや本当にね、豊永さんの演技が素晴らしかったです。彼の涙に、私もつられてホロリと涙してしまうレベルでございました。。。

オルロックルートをやっていると、大体他のキャラ嫌いになる説。このルートで、ギルバートが「利用されていたとしても、オルリリ殺すわ」って言ったときは殺意の波動に目覚めてしまいました。「この後、ギル√やりたくないな~」とまで思ったんですが、まぁ、いざ彼のルートをやるとそこまで気にはならなかったですケド。

 

BESTENDでは、見事全員倒して生き残り(だったよね?)、エミリオの助けもあって教国でのんびり暮らしていく事に。SSのスチル最高だったよね~!!!!あの困り眉で頬を赤らめてるのは反則!!!!! というか、あの感じだとキス以上もまだだよね。。。いつ!!!!いつ目覚めるんだろうオルロック君は。。。絶対「そこは汚いからダメ」とか言いそうという妄想

GOODは、ダンテだけ見逃すことになって列車で国外逃亡したん、だったよね。。? あの仄暗さ、たまんないですよね。二人で列車で眠るんですが、もう私この後いつ銃声が聞こえるかヒヤヒヤしてましたよ。いつ死ぬか分からない、終わりの忍び寄る旅。。。あ~~~~!!つらっ!!!辛すぎる。。。

BADは唯一のキススチルとかいう、バドエン愛好家歓喜のED。しかもこのBADのダンテは病んでて最高にフェチでした、合掌。 牢で「あの人の匂いがする」って言われたとき、罪悪感で心が死んだ。辛い。でも好き、こういうの。

書いてて思ったんですが、ほんとにね、オルロック君は自分をもっと大事にしてください、お願いです。

あとは、そうだな。主人公の押しに弱い所すごい可愛い。「・・・・・・・」と見つめる選択肢を選ぶと、根負けして「そんなに見つめられたら……」って言ってくれるんですけど可愛すぎて全私が大気圏を突破しました(?)

なんか、推しになるか不安でしたが、プレイし終わってみるとオルロックがやっぱり推しだな~ってなりました!元々白髪好きなのもあるけど(*ノωノ)