乙女式アトリエ

主に乙女ゲームの感想・レビュー。

ダークファンタジー愛好家による乙女ゲームレビューブログ。 夢思考有ですが、主人公はちゃんと認識しています。

■ ピオフィオーレの晩鐘 … ギルバート&FINAL 感想 ■

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「これはただのプレゼントだ。 あんたは笑って受け取ってくれれば、それでいい」

Gelbert Redford Cv. Syotaro Morikubo

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「いつも通り、ね。 ごく普通に生きている私が、関わり合いになるはずないもの」

 

1925年の終わり、治外法権によるマフィアの街ブルローネに巻き起こる嵐。

一人の少女は、運命の渦に巻き込まれていく。

女神にはなれなくても、できる事はきっとある。

——生まれ育ったこの街を、守り抜きたい

これ以上カッコよく書けなかった。。。

※以下ネタバレ含む感想のため、続きからどうぞ※

 

 

 

 

■ギルバートルート感想■

結婚するなら、ギルバート。

私もお洋服いっぱい欲し~~~~い!(そこかよ) 「ここからここまでくれ」を地でいくイケメン、ギルバート。

オルロックルートでは、価値観合わないな~とネガティヴな感想を持ちましたが、個別ではそんな地雷を感じる表現がなかったので、普通にプレイする事が出来ました。

他のキャラが初心だったり、ネジが飛んでたりしたので、普通に恋愛というか真面目に好きにさせてくれようとする所は好感が持てました。

ただ、ギルバートルートから大団円に分岐することもあり、彼個人に関する感想が思ったより出てこない(´;ω;`) 贋札がばらまかれるくだりも一緒だし、いちゃいちゃシーンくらいしか違いがないんじゃないかなぁ、とふと思ったりします。

バッドエンドだっけ、なんかの時にオリヴァーに任せるって言われた時は「これオリヴァーNTRある?!」とか思ったりしたんですが、なかったです。不埒なことを考えてごめんなさい。

話が王道、王道なのかな。。。ストーリーが地雷って人もいなそうだけど、代わりに尖ってないから人気キャラにはならなそうだよなぁ、っていうのは思いましたね。

 いや、本当に短いな。。。ごめんギル。

 

■FINAL(大団円)感想■

「こ、ここ、こんな、こんな状況でデートなんて」のオルロックが最高

ここ本当に笑った。豊永さんの演技がピカイチでドモり方が本当に可愛かった、さすが私の推し。

このシーンは、ニコラと工場に向かう前のシーンなのですが、最初はこうして可愛いとか楽しめる余裕があったんです。。。けど、攻略見てないせいで、毎回ニコラと爆死が二桁くらいになってからはもう「おう」って感じになってました。カッキオ!ドカーン🔥

 

楊とかが教会に来てくれたり、ほんと逆ハーレムって感じで最高でした。。。少女漫画の気持ちを思い出しました、ありがとうピオフィ。双子に置いてくぞっていったり、なんかお父さんにしか見えなくて楊好きだなぁ、と改めて思ったのもこの大団円だな、って思います。

あと割と中途死亡回収にびっくりした。キャラと一緒に過ごしてないと基本4ぬ。ダンテとのお茶を断って死んだときなんか、「いや、お茶くらい飲めばよかったわごめん」と思わず思ってしまいましたよ。

さて、ここでは贋札をばらまいたアンリちゃんの目的なんかも明かされていきます。(詳しくはこの後の記事でね!)

彼は確かにつらかったと思います。結局真実的には、精神を病んだ彼が事実を捻じ曲げて記憶した結果、マフィアに矛先が向いてしまったのかな??? 実際には粛清された訳じゃないんだよね。 本当にお姉さんが一番可哀想だわ。運命の相手とか言われて連れてこられたのに、結婚できずにお役御免とか翻弄されすぎてて笑えない。それでも「彼女は復讐なんて望んでない!」って、ここのキャラ達はいうんだろうけど、私がお姉さんなら天変地異起こすレベルで復讐したいです。

大団円でもアンリの死体は見つからなかったんだっけ。。。? あの後、一人で生きたのかな。彼の個別とちょっと混ざって覚えてるから、よくわからない()

 

最後のクリスマススチルを見た時は、ようやく終わるんだな、っていう気持ちと終わってほしくない、という気持ちでなんだか泣きそうになってしまいました。

そして「駆け回ってきたらどうだ、ファルツォーネ」のくだりが最高に好き。走り回るダンテ、私も見たいな。。。ていうか、本当に大団円の楊、丸くなりすぎ。散々各ルートで引っ掻き回す猿(失礼)だったのに、大人しくなりすぎ。29歳、29歳ですし、落ち着いてて当然といえば当然なんですが。

この後、みんなで主人公の事取り合うのかな~!!!毎日教会に通ってくれたりするのかな~~~、こうやって想像するの楽しいですよね。

 

是非、ファンディスクがやりたいな!と思える終わり方でした、ありがとう!!!最近のオトメイトだと限りなく当たりの部類じゃないかな~、と思います。

普通ならここで、アンリの感想もまとめておきたいのですが、ちょっと愛が溢れそうなので、この記事と分けて、総括と共に書きたいと思います。

それでは、アディオス!