乙女式アトリエ

主に乙女ゲームの感想・レビュー。

ダークファンタジー愛好家による乙女ゲームレビューブログ。 夢思考有ですが、主人公はちゃんと認識しています。

■ ピオフィオーレの晩鐘 … ニコラ君√感想 ■

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「あまり信じすぎてはいけないよ、僕は悪い人間だからね。何せ犯罪者だ」

Nicola Francesca Cv. Ryohei Kimura

彼の名前はニコラ・フランチェスカ

ブルローネマフィア「ファルツォーネ」のアンダーボス。(2番目に偉い)

声帯が木村良平のため、それだけで大変なネタバレ男である。

初めて会うハズなのに、既視感を感じる男。それがニコラ。

カラマリでいう岡崎枠かと思ったら、普通にここは白石枠だったでござる。

※以下ネタバレ含む感想のため、続きからどうぞ※

 

 

 

 

 全てが予想通りの結末、それがニコラ。

「ここは岡崎枠かな~」「木村良平だからこれは遊び人だな~」「いやいやまさか白石みたいに実は裏切りとかやんないよな~」裏切りよったでコイツ。

何から何まで木村良平。すべてを声優で察するべきだった。

どうやら、攻略順では初回がオススメだったので彼から攻略させて頂きました。プレイ前は推し有力候補だったため、モチベ的に心配もしましたが、結果初回で無問題☆(わからない人はLGSをやろう)

彼は初回にオススメされてる事もあり、鍵の乙女やこのクソみたいな街ブルローネについてはあまり語られませんでしたね。主にニコラ→ダンテへの想いで構成されていた気がします。

元々いけ好かないというか、絶対裏で工作してるじゃん的なヤツでした。2番目に偉い、といってもダンテきゅんに代わって実働する事が多いので、工作もしやすいというね。

彼の自己犠牲精神による、ダンテを使命から救いたい、という気持ちはそれはもう大層なものでしたが、正直私は、は???って思いました。 他ルートでもダンテルートとかでも言ってたんですよ。救いたい、可哀想って。でも結局ニコラ君は押し付けてただけなんです。

ダンテきゅんは確かに辛かったかも知れない、涙したかも知れない。でも彼は自分の人生を呪っていたか?父から使命を譲り受けたことを恨んでいるか、そんな事はないんです立ち向かう事こそ誇りに思っていたんです。それを勝手に「辛いだろうから避けてあげなきゃ^^」っていう押し付けで、裏切って「ダンテきゅんのタメなんだよ」ってさぁ。。。じこまん~!って感じです。だから、あまり美談にも聞こえなくて、終始疑問符が浮いておりました。

ニコラ√視点だと、ダンテめちゃめちゃいいボスだよね。甘いといえばそれまでなんですが、優しすぎておばさん涙がちょちょぎれてしまうよ。ニコラてめぇ、ダンテきゅんに感謝しろよ!!!!フンス

彼のバドエンは中々よかったです。ろろアリのジャックの白BADみたいな感じでした。よきよき。あれ絶対周りから噂されてるよね、「ニコラさん病んでるよねヒソヒソ」みたいな。。。ていうかいつもこういうエンドみて思うけど、軟禁されてるのに食事してたらリリィちゃんの体型がジュリアみたいになっちゃうよ~><

一番好きなスチルは何かな~って考えてたんですけど、バドエン途中のダンテの葬式のスチルかな!!!!!!!あの濡れてる感じ、もうこの後絶対バッドエンディングじゃんって雰囲気がたまりません。慰めっク。。。ウッ頭が。

初回にした割には、ダンテより色々と覚えてた気がする('ω')さすがきむりょ。